一般的に、結婚式の婚礼料理には既製品が使われていると言われます。
レストランとは違い、一度に大量の料理を提供しなければならないからというのがその理由で、
たしかに当日のオペレーションの難しさを考えると、仕方のないことかも知れません。
ところが、私たちバリューマネジメントグループのシェフは、「婚礼料理だから仕方がない」とは言いません。
60名の披露宴でも、100名のパーティでも、既製品は使わず妥協しない。
なぜなら、シェフはもちろんキッチンスタッフ全員が「お客様に満足していただくことが第一」という気持ちを持ち続けているから。
そのためにかかる手間や時間などは、少しも惜しくないのです。
そこで、ある疑問が生じてきます。
既製品を使わず手作りしていて、クオリティはキープできるのか?(それができないから、既製品に頼る会場が多いわけです)
それが、できてしまうのです!
どのキッチンでも基本的に、オードブル担当、付け合わせ担当、メインディッシュの火入れ担当、ソース担当、パティシエ…と、
持ち場が決まっていますが、私たちのキッチンでは「自分の仕事が終われば業務終了」ではありません。
手がすいたら仲間の仕事を手伝うというチームワークの良さがあり、一方で、仲間であっても妥協は許さないという緊張感も。
お互いの向上のために刺激し合い、仲間を大事にする。
これが、高いクオリティを保っていける秘訣だと言ってもいいでしょう。
婚礼料理には、既製品を使わない!妥協しない!
これが、バリューマネジメントグループの料理人に必要なスキルの1つなのです。