挙式当日のスナップはもちろん、前撮りも全部お任せしているプロ集団。
彼らの写真を見るたびに、林先生の
「写真はカメラが写すものではなく、カメラマンが撮るもの」という言葉を思い出します。
なぜならそこには、どんな高性能のカメラにも映せないような「お二人の想い」が映っているから。
たとえば、ある新郎新婦さまが前撮りの打合せに来られたときのこと。
新婦さまが席を立った隙をねらって、林先生が新郎さまに何やらひそひそと話しかけています。
聞けば、新婦さまの薬指に婚約指輪がなかったから、「プロポーズはどうだった?」とたずねたらしく。
新郎さま)「実はまだしてないんですよ」 林先生)「じゃあ前撮りの時にやりましょう」
ということで、前撮り当日にプロポーズが行われたのです!もちろん、新婦さまには内緒です!
驚きと感動で胸がいっぱいになった新婦さまと、ちょっと照れながら、でも誇らしげな新郎さま。
写真にプロポーズが映っているわけではないけれど、将来、お二人が写真を見るたびに、
プロポーズの思い出が蘇るんだなぁ…と、何だかうらやましくなってしまいました。
だから私たちは、フォトストーリーハヤシさんに共感できるのです。
一組ひと組に全力で向き合っているからこそ撮れる、ウエディングの愛すべきストーリー。
林先生の写真哲学は、約30名のカメラマンすべてに息づいています。。
ところで、私たちの運営する会場は、
大正時代に建てられた文化財だったり、
ガラス張りのデザイナーズ空間があるかと思えば、
おとぎ話に出てくるような不思議なアート空間だったりと、
建物自体が特徴的でカメラマン泣かせです。
ところが、挙式当日の写真を見ると、
新郎新婦さまとゲストの自然で晴れやかな表情と、
空間そのもののもつ魅力が、1枚にちゃんと映っているのです。
このクオリティにはいつもほんとうに感激しています。
らにすごいのが、レタッチの技術。
レタッチとは写真の修正加工のことで、
今や当たり前のようになっていますが、
なんと、和装の着崩れも1枚1枚レタッチして直すというから驚きです。
林先生いわく、
「着崩れていたから、などという言い訳はしません。
撮ったものすべてにカンペキに責任をもつのが当たり前ですから」
写真のクオリティと、写真に映らないことを大切にする独自の哲学。
これが、フォトストーリーハヤシさんのプロフェッショナルの理由なのです